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ローソンの顧客データ分析

ローソンの顧客購買行動データ(ID-POSデータ)の収集方法や分析のポイントなどをまとめました。

目次

ローソンはどんなデータを持っている?

店舗の属性や商品情報、顧客に関する情報などを保持

ローソンは全国で14,643店舗(海外を除く)※1を展開しています。

同社ではそれぞれの店舗における立地などの属性や商品情報(ナショナルブランドやプライベートブランドなど)のほか、「Pontaカード」「dポイントカード」「LAWSON ID」などから収集した独自のデータを保有しています。

これらの情報を収集・分析することによって、商品開発やマーケティング、店舗開発へ活用しています。

※1参照元:ローソン公式サイト/企業情報(https://www.lawson.co.jp/company/corporate/data/sales/)
2024年2月末時点

購買履歴や価値観などをレシート広告に活用

また、ローソンでは保有するデータを活用する取り組みとして、会員データにおける購買履歴や価値観などの情報にAIによる分析を加え、それぞれの顧客の価値観に合ったデザインとキャッチコピーを掲載したレシート広告の発行を行っています。

2021年に行われた実験※2においては、会員全体の平均購入率に対しレシート広告を出した場合の購入率は12倍という結果が得られています。

※2参照元:ローソン公式サイト/ニュースリリース(https://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1442454_2504.html)
2021年10月26日付け

ローソンの顧客データは入手できる?

第三者機関が収集したデータを活用する方法もある

公式サイトを確認した限り、自社のID-POSデータ等の提供を行っているという記述は見つけることができませんでした。

そのため、ローソンとの取引を行う際に直接交渉する、または家計簿アプリなどの第三者機関が収集したデータを活用するという選択肢が考えられます。

第三者機関が集めたローソンの顧客データを分析するには?

レシートデータを活用した購買行動データ分析ツールの活用がおすすめ

ローソンをはじめとするコンビニのID-POSデータを分析し、商品企画やマーケティングを行いたい場合は、第三者機関が集めたデータを活用するといった選択肢もあります。

ID付きのレシートデータなど、人に紐づいた購買データを分析することで、消費者への理解を深め、根拠のある商品企画・提案ができるようになります。

レシートデータを活用した
購買行動データ分析について
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ヒット商品で売上拡大を目指す!
コンビニへ商品を卸す
NB食品メーカー

IDレシートBIツール
フェリカネットワークス
「IDレシートBIツール」公式サイト画面キャプチャ
引用元HP:「IDレシートBIツール」
公式サイト(https://receiptreward.jp/solution/)
おすすめの理由
  • 大手コンビニ3社(セブンイレブン/21,592店舗、ファミリーマート/16,259店舗、ローソン/14,643店舗)の顧客データを分析し、売れ筋商品や不人気商品を特定。人気商品の特徴を基に、新商品の開発や既存商品の改良を実施できる。
  • JANコードのない商品の分析ができるため、主要外食400チェーンのデータも網羅。それにより、消費者の嗜好とトレンドを取り入れた商品開発を検討できる

分析データの活用例を見る

商品改良や適切な売値で利益UP!
スーパーへ商品を卸す
PB食品メーカー

real shopper SM
ショッパーインサイト
「real shopper SM」公式サイト画面キャプチャ
引用元:「real shopper SM」
公式サイト(https://shopperinsight.co.jp/service/)
おすすめの理由
  • 複数のスーパーの生鮮食品や惣菜を含むID-POSデータを横断的に確認し、地域ごとに異なる消費者のニーズを把握。嗜好や購買パターンを理解し、商品改良につなげられる
  • 自社ブランドの値引き額、値引き率での売上変化や購入者の質を分析し、適切な価格を探索できる。それによって売上と利益を最大化。

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継続顧客の割合を増やす商品開発!
ドラッグストアへ商品を卸す
化粧品メーカー

SOO Dashboard
Segment of One & Only
「SOO Dashboard」公式サイト画面キャプチャ
引用元:SOO Dashboard
公式サイト(https://www.segone.jp/soo-dashboard)
おすすめの理由
  • 1,300店舗のドラッグストアの購買データから、ブランド構造分析でブランドの新規購入、継続購入、離反の割合を確認でき、継続顧客を増やすための戦略を立案できる。
  • ドラッグストアに特化したID-POSデータ分析。年齢、性別、購買頻度別の売上データから顧客セグメントごとの嗜好を把握できる。

分析データの活用例を見る

※セブンイレブンの店舗数(国内):2024年7月末時点
※ファミリーパートの店舗数(国内):2024年7月末時点
※ローソンの店舗数(国内):2024年2月末時点

レシートを活用した購買行動データ分析とは?