このページでは、商品開発に関わる人に向けて、セブンイレブンの購買行動データの特徴や商品開発への活かし方を紹介しています。
購買データをセブンイレブンから直接買う以外の方法も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
セブンイレブンの購買データは、POSレジを通過したときに発生するPOSデータと、nanacoやセブンイレブンアプリのユーザーIDと紐づいて管理されているID-POSデータに大別されます。
これらのデータはこれまで公表されていませんでしたが、
2020年9月より稼働している「セブンセントラル」という仕組みを通じて取引のある企業に提供が可能になりました。
セブンイレブンの購買データを取得する方法は、大きく分けて2つあります。
です。
一件、どちらも同じように見えますが、出力形式とデータ項目に違いがあります。
コンビニのPOSデータ | 購買データ分析サービス (※IDレシートデータの場合) |
|
---|---|---|
データの出力形式 | ExcelやCSV | 分析しやすいように 成形されたデータ |
商品カテゴリの横断 | △ ※商品カテゴリごとの購入が必要。 提供されないカテゴリもあり。 |
〇 |
チェーンの横断 | - | 〇 |
JANなし商品 | - ※カウンターフードなど 提供されないカテゴリもあり。 |
〇 |
コンビニ以外 の購買データ |
- | 〇 |
セブンイレブンの購買データの入手方法ごとの違いを図でまとめると上記のようになります。
セブンイレブンから直接データを購入する方法では、一般的にExcelやCSV形式のようにローデータの形でPOSデーターが提供されます。
ですので、一定のデータ分析のスキルが求められるでしょう。
それに対して、セブンイレブンのデータを確認できる購買データ分析サービスを利用する場合は、データが、はじめから分析がしやすい形式に成形されています。
セブンイレブンから直接データを購入する場合は、商品カテゴリごとに購入をする必要があります。
一方、IDレシートデータのような購買データの分析サービスであれば、商品カテゴリ別にデータを購入する必要がなく、商品のジャンルを飛び越えた分析が可能となります。
また、サービスによっては、コンビニ大手3社の購買データを横並びで分析ができるものや、外食チェーンのデータを確認できるものもあります。
セブンイレブンの購買データを入手する方法は、 「セブンイレブンから直接購入する方法」と 「セブンイレブンの購買データを確認できる購買データ分析サービスを利用する方法」の二つがあります。
商品開発に活かすためにしっかりと分析がしたいのであれば、成形済みのデータをすぐに扱うことができる「購買データ分析サービス」を利用するといいでしょう。
サービスの利用を検討する場合は、会社ごとに確認できるデータに違いがあるので、自社で分析をしたい対象のデータが含まれていることをしっかりと把握しておく必要があります。
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの横並び分析が可能。
誰がどんな目的で利用しているのか、顧客の奪い合いになっている商品があるかといった分析ができます。
コンビニのレジ横に並ぶホットスナックや弁当といった、JANコードのない商品データの分析も可能。
主要な外食400万チェーンのメニューデータも網羅しているので、ターゲットユーザーのより深い理解につなげられるでしょう。
リテールから購入するデータとは異なり利用に関する制限がなく、 他社と比較分析をしたデータを販促提案資料などに活用することができます。
グラフや数表をエクスポートすることで、効率的に資料作成ができます。
コンビニのデータを商品企画に活かせる!
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「IDレシートBIツール」は家計簿アプリと提携し、約3万人の会員から月間120万枚以上のレシートデータを継続的に取得しています。
コンビニやスーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアなど小売200チェーン350万商品を独自のマスタで分類し、複数の業態やチェーンにまたがる消費者の購買行動を分析することができます。
購買データには消費者の年齢や性別などの情報が紐づいているため「どんな人が、どのような商品を、どこで購入しているか」や「自社商品と一緒に購入されているものは何か」をペルソナごとに分析することも可能です。
例えば、IDレシートBIツールでは、こんなデータも簡単に入手可能です。
以下のリンクでは、2024年3月〜5月の間に各商品カテゴリごとに購入者数の多い商品をランキングで紹介しています。
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セブンイレブンは「セブンセントラル」を活用して、レジを通過した商品のPOSデータや セブンイレブンアプリのIDなどに紐づいたIDPOSのデータの両方を収集しています。
セブンイレブンの購買データを入手する方法としては、
の2パターンがあります。
商品開発に活かすために、商品ジャンルや会社を横断した分析が必要な場合は、購買データ分析サービスを検討してはいかがでしょうか。